騒動の発端は2000年代後半に遡る。格闘技番組のキャスターやモデルとして人気を博していた東原氏が、日常を綴るブログを開設したことが全ての始まりだった。一見するとどこにでもあるごく普通の芸能人ブログ。しかし、ある時期から巨大掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」を中心に、不可解な共通点が噂され始める。
「彼女が応援したスポーツ選手が敗北する」「立ち寄った店舗で不祥事が発覚する」といった小さな事例の指摘が、いつしか有志によってリスト化され始めたのだ。書き込みが追加されるたびに噂は尾ヒレを付け、あっという間に「デスブログ」というセンセーショナルな呼称が定着していく。ネットユーザーたちは彼女の発言をリアルタイムで監視し、過去の投稿まで遡って不幸な出来事との点と点を強引に結びつけていった。