ネット掲示板における藤浪評は、常に二極化している。一方には、彼の規格外のスケールと素質に魅せられ、どれほど打ち込まれても「いつか覚醒する」と信じて疑わない根強いファン層が存在する。彼らは藤浪の投球フォームのミリ単位の変化や、リリースポイントの微妙なズレを議論し、彼の復活を心の底から待ち望んでいる。
一方で、不安定な制球力や死球のリスクに対して厳しい批判を浴びせる層も少なくない。だが興味深いのは、批判的な書き込みをする者たちも、結局は彼の登板から目を離すことができない点だ。称賛と批判、期待と失望が絶妙なバランスで混ざり合い、圧倒的な熱量を生み出している。嫌いだから見るのではなく、目を離せないからこそ言葉を発してしまう。それこそが藤浪というアスリートの持つ本質的な磁力である。