Q1:コンクリート内の鉄筋だけでなく、塩ビ管やCD管、電線も探知できますか?
A1:電磁波レーダ方式の多機能探査機(ボッシュ D-TECT 200JPやヒルティ製品など)であれば、比誘電率の差や導電性を識別し、空洞・樹脂管(塩ビ管・CD管)・通電中の電線を色分けして探知可能です。ただし、電磁誘導方式の機器は金属(鉄筋等)のみにしか反応しません。
Q2:かぶり厚の測定誤差はどのくらい生じますか?
A2:電磁誘導法を用いた場合、深度50mm程度までは±1〜2mm以内の極めて高い精度で測定できます。電磁波レーダ法の場合はコンクリートの誘電率設定に依存するため、一般的に±5%〜10%程度の誤差が見込まれます。正確なかぶり厚管理が必要な新築検査では電磁誘導法が推奨されます。
Q3:操作に特別な公的免許や国家資格は必要ですか?
A3:電磁波レーダ法・電磁誘導法の鉄筋探査機を使用すること自体に法的な免許や資格は不要で、誰でも購入・レンタルして使用できます。ただし、公共工事の調査報告書作成や第三者診断業務においては、信頼性担保のため「非破壊試験技術者(配筋探査技術者)」などの専門資格が求められます。