足場の壁つなぎ設置基準とピッチ計算|倒壊を防ぐ安全対策【2026】

足場の壁つなぎ設置基準とピッチ計算|倒壊を防ぐ安全対策【2026】

足場の壁つなぎ設置基準とピッチ計算|倒壊を防ぐ安全対策【2026】を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

ネット上の掲示板や一部の現場において、「低層の足場であれば壁つなぎをすべて省略できる」「控え柱(バットレス)を取っていれば壁つなぎは不要」といった誤った認識が散見されますが、これは重大な誤解です。

原則として、労働安全衛生規則上、壁つなぎまたはこれと同等以上の耐力を有する支持材の設置は必須です。いわゆる仮設足場 壁つなぎ 省略基準が成立するのは、以下のような極めて限定的な条件を満たした場合に限られます。

足場の高さが低く(軒高未満)、かつ足場の幅に対して高さの比率が小さく自立安定性が構造計算上証明されている場合、あるいは斜めに支柱を突っ張る足場 倒壊防止 控え(やから・バットレス)を適切な角度(45〜60度)で一定スパンごとに設置し、十分な敷板接地と緊結耐力を確保しているケースです。

しかし、控え柱による支持は「外側への倒壊」に対してはある程度の抵抗力を持ちますが、「建物側への倒れ込み」や「風の吸い込みによる引き波荷重」に対しては著しく脆弱です。控えを設けたからといって壁つなぎを無制限に省くことはできず、狭小敷地で控えの角度が急になりすぎると突っ張り効果はほぼ失われます。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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