世界のピッチを支えるスポーツ用品産業(Sporting Goods Industry)において、ボール開発の覇権争いは熾烈を極める。国内のJリーグ公式試合球や天皇杯を長年支える株式会社モルテン(Molten)は、独自の空力シミュレーション技術を駆使し、ブレのない究極の飛行安定性を誇る「ヴァンタッジオ」シリーズを展開。国内外のプレーヤーから絶対的な信頼を獲得している。
一方で、アディダス(adidas)はワールドカップ公式球の歴史を創り続け、先進的なパネル形状とデザインで世界のトレンドを牽引する。また、スピードとダイナミズムを重視するナイキ(Nike)も、独自のエアロウェフト溝を施したボールでプレミアリーグなどを魅了してきた。トップブランドが競い合う技術の粋は、そのまま市販モデルの品質向上へと還元されている。