ネット上で特に疑惑の的となったパーツは「目頭」と「鼻」の2点です。これらについて、美容外科領域の構造的アプローチから検証してみましょう。
目頭切開疑惑:蒙古襞の形状とアイメイクのトリック
アジア人の多くに見られる「蒙古襞(もうこひだ)」は、目頭を覆う皮膚のひだです。北乃きいは生まれつき蒙古襞が薄く、デビュー当時から白目と涙丘(目頭の赤い肉)が適度に見えている目元をしていました。
2021年の出演時に「目頭を切開した」と噂された理由は、目頭の内側にブラックのリキッドライナーを深く引き込む「切開ライン」メイクを採用していたためです。さらに、つけまつげの配置やインラインの引き方によって目の横幅を人工的に広げて見せる錯視効果が加わっていました。実際、プライベートに近いナチュラルメイクやすっぴん風のショットを確認すると、目頭の角度や涙丘の露出面積は10代の頃と全く同一であり、瘢痕(メス跡)や不可逆的な皮膚の切除は見受けられません。
鼻の整形疑惑:ハイライトとノーズシャドウの陰影効果
鼻筋が通って高くなったという指摘に関しても、プロテーゼや耳介軟骨移植などの施術を裏付ける証拠は極めて薄いと判断できます。北乃きいの鼻は、もともと鼻根部(目と目の間)が適度に通っており、小鼻の横幅もしっかりとした存在感のある形状です。
疑惑が浮上した時期の映像では、鼻筋の中央に強いハイライトを入れ、小鼻の脇に濃いノーズシャドウを入れる立体メイク(コントゥアリング)が施されていました。さらに、頬の脂肪が激痩せによって落ちたことで、相対的に鼻の立体感が強調されて見えていたのが実情です。横顔のEラインを検証しても、鼻先の尖り方や角度に不自然な変化は確認できません。