平穏に見えた家庭生活に決定的な暗雲が立ち込めたのは、2014年のことでした。いわゆる長嶋一茂邸への落書き事件です。
当時、名門私立小学校におけるママ友関係の確執を江角さんが自身の公式ブログで告白したことを発端に、長嶋一茂さんの自宅ガレージに「バカ息子」といった中傷の落書きがなされていた事実が週刊文春によってスクープされました。落書きを実行したのが当時の江角さんの担当マネージャーであったことが判明し、世間から猛烈なバッシングを浴びることになります。
江角さんは自身の関与を否定したものの、築き上げてきた「頼れる姉御肌タレント」としての好感度は急落。そして2017年1月、週刊誌による実業家男性との不倫疑惑報道が決定打となりました。
江角さんは不倫関係を一貫して全面否定しつつも、「子供たちをこれ以上メディアの過熱報道に巻き込めない」として電撃引退を発表。江角マキコ芸能界引退の本当の理由は、スキャンダルによる社会的制裁と、母親として子供の環境を守るための断腸の幕引きでした。
この激震の最中、夫である平野眞氏は直撃取材に対しても取り乱すことなく、「家族として守るべきものがある」「離婚という結論には至っていない」と語り、騒乱の嵐が過ぎ去るのをじっと耐え忍ぶ道を選びました。