襲名後、一時期は体調面や個人的な事情により高座の露出が控えめになった時期があり、ファンの間では「現在の活動はどうなっているのか」「活動休止の噂は本当か」と心配する声が上がったこともありました。しかし、その後の休養と調整期間を経て、天満天神繁昌亭や神戸新開地・喜楽館などの定席、各種地域寄席、さらには自主企画の独演会へと復帰を果たしています。
現在の枝鶴に対する観客や演芸評論家の評判は極めて高く、「年輪を重ねたことで、若き日のトゲが取れ、師匠・松鶴を彷彿とさせる骨太さと包容力が同居するようになった」と絶賛されています。上方落語協会に所属し、後進の若手落語家たちにとっても、六代目松鶴の直接の空気感を知る貴重な生きた手本として敬意を集めています。