パーク現地の観察と、SNS(X、Instagram)や知恵袋コミュニティに寄せられる生の声から、ステラ・ルーを巡るリアルの熱量を検証しました。
アメリカンウォーターフロントの劇場周辺では、ステラルー ぬいぐるみを抱きかかえ、同じラベンダー色のカーディガンやチュールスカートを纏った「バウンドコーデ」を楽しむゲストが絶えません。現場取材で20代の女性ファンに話を聞くと、「社会人になって挫折しそうになったとき、部屋にいるステラ・ルーの『諦めずに踊り続ける姿』を見て励まされた。パークに来るときは必ず連れてきて、一緒に景色を見せてあげたい」と語ってくれました。単なるぬいぐるみを超え、人生の伴走者のような絆を感じているユーザーが少なくありません。
一方で、ファンの切実な声として目立つのがステラルー グリーティングに関する現状です。かつて東京ディズニーシーのドックサイドステージで上演されたショー『ステップ・トゥ・シャイン』(2017〜2018年)では華麗なタップやダンスを披露し、多くのファンを魅了しました。しかし現在、東京ディズニーシーにおいてステラ・ルーと個別に写真が撮れる専用の常設グリーティング施設は設けられていません。ハーバーショーや船上からの水上グリーティングが主軸となっており、SNS上では「もっと近くで触れ合いたい」「ダッフィーやシェリーメイのように常設のグリーティング場所を新設してほしい」という熱心な要望が常に飛び交っています。