神道政治連盟の掲げる政策は、一貫して「日本の誇りある国柄の継承」と「伝統的価値観の重視」に基づいています。現代の政治論戦において特に焦点となっているのは、以下の3点です。
第一に憲法改正の推進です。神政連は現行の日本国憲法が占領下で制定された経緯を問題視し、自衛隊の明記(第9条改正)にとどまらず、第1条の天皇の地位に関する規定の明確化(元首化)、緊急事態条項の創設、そして「家族の尊重」を明記する条項の新設を強く訴えています。
第二に選択的夫婦別姓制度の導入反対です。神政連が反対する決定的な理由は、「夫婦同姓・家族同姓こそが日本の伝統的な絆の象徴であり、戸籍制度の崩壊や家族の一体感喪失を招く」という論理にあります。個人の自己決定権や利便性を重視する推進派に対し、神政連は国家の基礎単位である「家・家族の秩序」を守ることを最優先に掲げています。
第三に靖国神社への公式参拝と皇室祭祀の尊厳保持です。国家のために一命を捧げた戦没者に対して国家の代表者が感謝と誠の祈りを捧げることは国民道徳の基本であるとし、首相や閣僚の靖国神社参拝を強く要請しています。また、皇位継承問題においては、初代神武天皇から続く「男系男子による継承」の堅持を一貫して主張しています。