トイレレバー大小の正しい使い分けと水量の違い!詰まりを防ぐ新常識

トイレレバー大小の正しい使い分けと水量の違い!詰まりを防ぐ新常識

トイレレバー大小の正しい使い分けと水量の違い!詰まりを防ぐ新常識にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

「小で流せば水道代が半分近く浮くのではないか」という思い込みが、無理な小洗浄を招く最大の要因です。しかし、実際の消費水量と水道料金を客観的な数値で比較すると、1回あたりの金額差はごくわずかであることが分かります。

便器の世代・タイプ洗浄水量(大/小)1回あたりのコスト差(大 vs 小)排水トラブル時の修理費用相場従来型(1990年代〜2000年代初頭)大:約10〜13L
小:約8〜10L約0.5円〜0.7円
(水量差:約2〜3L)軽度のローポンプ作業:8,000円〜15,000円普及型節水便器(2000年代半ば〜)大:約6〜8L
小:約5〜6L約0.25円〜0.5円
(水量差:約1〜2L)便器脱着・異物除去:20,000円〜35,000円最新型超節水便器(現在主流)大:約3.8〜4.8L
小:約3.0〜3.6L(eco小:約3.0L)約0.15円〜0.3円
(水量差:約0.8〜1.2L)高圧洗浄・本管詰まり貫通:35,000円〜60,000円以上

※東京都水道局の基準単価(1L=約0.24円・上下水道合算目安)をもとに算出。

試算の通り、大と小を切り替えることで節約できる金額は、1回あたりわずか0.2円〜0.5円程度です。4人家族が毎日全員で年間1,000回「本来大で流すべきところを無理に小で流した」としても、年間の差額は200円〜500円程度にとどまります。それに対して、ペーパーの蓄積による配管閉塞で水道修理業者を呼ぶことになれば、一度の出張・作業費で1万5,000円〜5万円前後の予期せぬ支出を強いられます。経済合理性の観点から見ても、誤った小洗浄を繰り返すリスクは極めて不毛であると言わざるを得ません。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。