「小で流せば水道代が半分近く浮くのではないか」という思い込みが、無理な小洗浄を招く最大の要因です。しかし、実際の消費水量と水道料金を客観的な数値で比較すると、1回あたりの金額差はごくわずかであることが分かります。
※東京都水道局の基準単価(1L=約0.24円・上下水道合算目安)をもとに算出。
試算の通り、大と小を切り替えることで節約できる金額は、1回あたりわずか0.2円〜0.5円程度です。4人家族が毎日全員で年間1,000回「本来大で流すべきところを無理に小で流した」としても、年間の差額は200円〜500円程度にとどまります。それに対して、ペーパーの蓄積による配管閉塞で水道修理業者を呼ぶことになれば、一度の出張・作業費で1万5,000円〜5万円前後の予期せぬ支出を強いられます。経済合理性の観点から見ても、誤った小洗浄を繰り返すリスクは極めて不毛であると言わざるを得ません。