『X-MEN』シリーズの時系列が難解とされる最大の理由は、「旧三部作」と呼ばれる初期作品群と、キャラクターの若き日を描いた「新三部作(前日譚シリーズ)」が混在している点にあります。
2000年代に公開された『X-MEN』から『X-MEN:ファイナル ディシジョン』までの旧三部作では、パトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXとイアン・マッケラン演じるマグニートーが対立する「現代(2000年代)」が舞台でした。
対して、2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から始まった新三部作(ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー主演)は、1960年代の冷戦期へ一気に時代を巻き戻し、ミュータントたちのオリジンを描いています。さらにスピンオフ作品群が異なる年代を補完するように挟み込まれたため、映画の公開順と物語の時系列に大きなズレが生じることになりました。