ズレない下着を手に入れるための第一歩は、自らの正確な数値を把握することです。女性の体型は、体重の増減だけでなく、月経周期や加齢、筋力の変化によって数ヶ月単位で刻一刻と変化します。最低でも半年に一度は、バストフィッティングの正しい測り方を自宅で実践する必要があります。
メジャーを用意し、薄手のインナーを着用するか素肌の状態で、鏡の前にまっすぐ立ちます。
- アンダーバストの計測:胸のふくらみのすぐ下のラインにメジャーを水平に回します。背中側が下がらないよう鏡で確認し、息を軽く吐いた自然な状態で、肌に少し食い込む程度にぴったり当てて測定します。
- トップバストの計測:ふくらみが最も高い乳頭を通るラインを測ります。このとき、直立した状態だけでなく、上半身を90度近く前に倒した姿勢で測るのがポイントです。重力で垂れがちなバージスライン本来の体積を漏らさず測ることができます。
- 差寸の算出:トップバストからアンダーバストを引いた差寸により、正しいカップサイズ(10cm差=A、12.5cm差=B、15cm差=C、17.5cm差=D、20cm差=E…)を割り出します。
数値が判明したら、店舗での試着が欠かせません。試着室に入った際は、以下の下着の試着チェックポイントを必ず実行してください。
- バンザイテスト:試着した状態で両手を真上に挙げ、左右に体をひねってみる。このときアンダーが1cmでも浮き上がるなら、アンダーが緩いかストラップが短すぎます。
- ホックの初期位置:新品時は必ず「一番外側のホック」で留めてフィットするか確認します。内側でしか留まらないものは、経年劣化で緩んだ際に調整の余地がありません。
- ストラップの隙間:肩とストラップの間に、人差し指がスッと1本スムーズに通る程度のゆとりがあるかを確認します。
- 背中の水平ライン:横から見たとき、前中心のワイヤーの高さと、背中のホックの高さが床と平行になっているかを確かめます。背中側が上に吊り上がっているなら、アンダーが緩い決定的な証拠です。