ファンにとって大きな衝撃となったのが、水戸黄門における飛猿の降板理由です。第17部から第28部まで通算13年間・約500回以上にわたりレギュラーを務めた飛猿ですが、2000年の第28部最終回をもって突如として旅の一行から姿を消しました。
当時、ネット上やファンの間では「体調不良説」や「制作陣との不仲説」など様々な憶測が飛び交いました。しかし、降板の実態は3代目水戸光圀役の佐野浅夫の勇退に伴う制作サイドの全面刷新でした。
第29部からは石坂浩二が主演を務め、衣装や演出、設定を初期の重厚な作風へと原点回帰させる抜本的なリニューアルが断行されました。この刷新に合わせて、お銀は「疾風のお娟(はやてのおえん)」へと役柄を変え、助さん・格さんを含めたキャスト陣が大きく入れ替わった結果、飛猿という役柄自体が一区切りを迎えることになったのです。