強い苦痛を感じているとき、消えてしまいたい理由として最も多く挙げられるのが「自分には価値がない」「周りに迷惑ばかりかけている」といった過剰な自責の念です。真面目で責任感が強い人ほど、トラブルや停滞の原因をすべて自分の内側に求めてしまい、自己否定をやめたいと願いながらもネガティブな思考から抜け出せなくなります。
このループを断ち切るためには、「事実」と「感情の解釈」を切り離すことが有効です。例えば「仕事でミスをした(事実)」に対して、「自分は無能で生きている価値がない(感情の解釈)」と結びつけてしまう癖に気づくことが重要になります。紙にいま起きている状況を客観的に書き出し、「もし親しい友人が同じ状況で悩んでいたら、自分は何と言葉をかけるか?」と問い直してみるだけでも、過度な自責感情を和らげることができます。