影響は一般車両だけにとどまらない。路面上の混乱は、路線バスや市電など市民の足にも暗い影を落としている。札幌市交通局が運行する路線バスは、事故現場周辺の停留所を迂回運行せざるを得ず、ダイヤの乱れが全域へ波及し始めた。地下鉄各線への接続を急ぐ乗客で、主要ターミナル駅の改札前には長蛇の列ができている。
さらに、北海道旅客鉄道 (JR北海道) の踏切近接エリアや高架下交差点でも、周辺道路からの渋滞車両の滞留が発生。踏切内への閉じ込めを防ぐための安全確認作業が断続的に行われており、函館本線や千歳線の一部区間で徐行運転や数分の遅れが報告されている。道路と鉄道が相互に依存する都市構造ゆえに、ひとつの交通事故が都市機能全体のタイムラインを狂わせている。