日本武道館のライブにおける実質動員数は、アーティスト側が採用するコンサートのステージ構成によって劇的に変化します。主に採用されるパターンは以下の3タイプです。
① 北側エンドステージ(標準パターン:約8,500〜9,500人)
最もスタンダードな配置です。北側・北東・北西のスタンド席を完全に塞ぎ、大型LEDビジョンや大掛かりなセットを組みます。視界が正面に集中し演出の完成度が高まる一方、客席数は最も少なくなります。
② ステージバック開放型(約11,000〜12,000人)
北側のスタンド席を「ステージバック席(裏側席)」としてファンに開放する仕様です。アーティストの背中を見る時間が増えるものの、メンバーが背後を振り返ってファンサービスを行う演出が定番となっており、プラチナチケット化することも珍しくありません。
③ センターステージ構成(最大約13,000〜13,500人)
アリーナの中央にリング状または円形のステージを配置し、東西南北360度すべてのスタンド席を満員にする手法です。アリーナ席の数は減るもののスタンド席をフル活用できるため、武道館の音楽ライブにおいて物理的な限界値に近い動員力を誇ります。