エラー111が出た際、まずは自宅で安全に実施できる基本の復旧ステップを順番に試すことが先決です。無闇に連続点火を繰り返すと未燃焼ガスが滞留する恐れがあるため、必ず以下の手順を守って操作してください。
ステップ1:給湯器リモコンのリセット操作
すべてのお湯の蛇口を確実に閉めた状態で、給湯器リモコンの「運転スイッチ」をOFFにします。そのまま約10秒間待機した後、再び運転スイッチをONにしてお湯を出してみてください。一時的なシステムエラーや軽微な電圧ノイズであれば、この操作だけでエラーコードが解除され正常燃焼に戻ります。
ステップ2:ガスキッチンの着火確認と元栓チェック
給湯器だけでなく、ガスコンロの火が正常につくか確認します。コンロもつかない場合、給湯器本体ではなく家全体のガス供給が止まっています。屋外の給湯器下部にあるガス元栓が配管と平行(開状態)になっているかも併せて確認してください。
ステップ3:ガスメーター(マイコンメーター)の復帰ボタン操作
家全体のガスが止まっている場合、屋外のガスメーターを確認します。赤色LEDが点滅している場合は安全遮断が働いています。復帰手順は極めてシンプルです。
1. すべてのガス機器(給湯器、コンロ、暖房等)を止める。
2. ガスメーターの「復帰ボタン」のキャップを外し、ボタンを奥までしっかり押し込んでランプ点灯を確認したらすぐ指を離す。
3. 約3分間、ガスを使わずに待つ(メーターが宅内配管のガス漏れチェックを自動実行します)。
4. 赤点滅が完全に消灯すればガス供給が再開されます。
ステップ4:電源プラグの抜き差し(コンセントリセット)
リモコンの電源リセットで改善しない場合、給湯器本体の電源プラグ(屋外壁面コンセント)を一度抜き、3分ほど放置してから差し直します。電装基板のマイクロコンピュータが完全初期化され、エラー状態がクリアされます。ただし、雨天時や濡れた手での作業は感電リスクがあるため絶対に避けてください。