数字上のデータだけでは見えてこないのが、日々のキャンパスライフや学生同士の空気感です。在学生や卒業生の口コミ、進路指導担当教員へのヒアリングから見えてきたリアルな姿を整理しました。
我孫子キャンパスと目白キャンパスの役割分担
川村学園女子大学の教育の核となるのは、千葉県我孫子市に広がる我孫子キャンパスです。JR常磐線の天王台駅や成田線の湖北駅からアクセスする立地で、都心の喧騒から離れた緑豊かな学習環境が整備されています。一方で、学園本部や一部機能を持つ目白キャンパス(東京都豊島区)は都心の一等地にあり、就職活動時の拠点や利便性の面で補助的な役割を果たしています。
「我孫子は通学に時間がかかる場合もあるが、敷地が広々としていて勉強に集中できる」「緑が多くて四季の移ろいを感じられる」という声がある一方、「都心で華やかな学生生活を夢見ているとギャップを感じる」という率直な意見も存在します。
生の声から探る「少人数制」の光と影
在学生の口コミで圧倒的に多く挙げられるのが、「教職員との距離の近さ」です。
「講義でわからないところがあれば、オフィスアワーに限らず親身に教えてもらえる」
「大人数のマンモス校のように埋もれることがなく、先生が一人ひとりの名前と顔、希望進路を把握してくれている」
こうした面倒見の良さは確かなストロングポイントです。その反面、「学生数が少ないため人間関係が固定化しやすい」「積極性がないとコミュニティが狭くなりがち」という指摘もあり、アットホームな空間を心地よいと感じるか、閉鎖的と感じるかで評価が二分されます。