彼女の内面的な優しさと脆さを最もよく理解しているのが、2008年に結婚したバレエダンサーで演出家の夫・西島数博氏です。8歳年下の西島氏との関係において、世間は当初「姉御肌の真矢が年下夫を従えている」というステレオタイプな見方をしがちでした。しかし、真矢ミキと西島数博の夫婦関係の本質は、まったく異なる次元にあります。
西島氏は過去の対談番組や手記で、真矢の私生活について「家では非常に少女のように可憐で、驚くほど細やかな神経の持ち主」と語っています。舞台の初日前夜には極度のプレッシャーから涙を流すこともあり、その不安を紛らわせるために部屋の掃除を延々と続けるなど、世間が抱く「豪傑」のイメージからはかけ離れた一面を持っています。
お互いが表現者として独立し、干渉しすぎず、しかし最も深い部分で痛みを分かち合う。彼女が外の世界で「サバサバした男前な女優」を演じきることができるのは、家庭という絶対的な安全基地で、自らの弱さやネガティブな感情を完全に解放できているからに他なりません。