学内の掲示板やSNS上には、毎学期初頭に同様の嘆きが溢れかえります。現場の利用者がどのような状況で立ち往生しているのか、定点観測から得られたリアルな声を取り上げます。
「日吉キャンパスのメディアセンター前でスマホから課題を出そうとしたが、keio.jpのログイン画面が無限リロードになって詰んだ」(法学部2年・男子学生)
「iPhoneの機種変更後、古いスマホを下取りに出してしまったため二段階認証を突破できなくなり、ITCの窓口へ駆け込む羽目になった」(文学部3年・女子学生)
「通信制のレポート提出期限直前、慶應通信ログイン画面ではなく通学課程の慶應塾生サイトログインから入ろうとしてエラーになり、深夜に血の気が引いた」(通信教育課程・40代社会人学生)
これらの生の声から浮き彫りになるのは、利用者のリテラシー不足というよりも、「慶應ログイン障害の現在」を客観的に判定できる手段の周知不足です。Twitter(現X)などで「慶應 鯖落ち」「keio.jp 死んだ」といったワードがトレンド入りする場面でも、実際には学内回線の特定DNSトラブルであったり、個人のブラウザキャッシュが詰まっていたりするケースが少なくありません。周囲が騒いでいるからといってシステム全体の大障害と即断せず、プライベートブラウズ(シークレットモード)で開く、あるいはモバイル回線に切り替えて検証する冷静さが求められます。