ネットの反応厨二病あるあるを検証すると、時代とともにユーザーの受け止め方が劇的に変化していることが分かります。SNSや掲示板で語られるリアルな体験談からは、痛切な羞恥心と同時に、ある種の愛おしさが滲み出ています。
「中学生のとき、右腕に包帯を巻いて登校し『怪我じゃない、封印だ』と言い張っていた。卒業アルバムを開くたびに悶絶する」(20代男性・会社員)
「雨の日に傘を構えて『我が風神の力を受けてみよ』と叫んでいた同級生がいたが、今振り返るとあの無敵感は羨ましい」(30代女性・デザイナー)
「プリクラで友達と六花ちゃんのポーズをやったらめちゃくちゃ盛れた。今のZ世代にとっては黒歴史というより、単に可愛いポーズの選択肢の一つ」(10代女性・学生)
このように、かつては「他人に見られてはいけない恥部」であったものが、今や「誰もが通過する愛すべき青春の一コマ」として肯定されています。SNS上でのセルフプロデュースが当たり前となった現代では、あえて厨二病的な記号をパロディとして使いこなすことが、ハイコンテクストなユーモアとして歓迎されているのです。