ムカデとヤスデの違いを見分ける!毒性と足の本数・最新対策を解説

ムカデとヤスデの違いを見分ける!毒性と足の本数・最新対策を解説

ムカデとヤスデの違いを見分ける!毒性と足の本数・最新対策を解説にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

SNSや知恵袋、害虫駆除業者のコールセンターにおいて、梅雨時期に圧倒的に急増するのが「基礎や外壁が一面ヤスデに覆撃された」「朝起きたら玄関ポーチがヤスデで埋め尽くされている」というパニック混じりの相談です。

ヤスデが大量発生する原因は、梅雨時期の集中豪雨と地中環境の急変に直結しています。ヤスデは普段、湿った落ち葉の下や花壇の腐葉土層深くに生息し、枯れ草などを分解して土に還す役割を果たしています。しかし、初夏の長雨によって土壌内の隙間が完全に水没すると、ヤスデは呼吸困難に陥ります。溺死を避けるために一斉に地表へと這い出し、乾いた高所を求めてコンクリート基礎やブロック塀をよじ登るという集団移動行動を起こすのです。

この発生メカニズムを知らない住民の間で、現場では極めて危険かつ非効率な対処が頻発しています。最も避けるべきは「ホウキやスリッパで叩き潰す」行為です。前述の通り、ヤスデの外皮は固く、強い圧力をかけると内蔵された臭腺から大量のベンゾキノンを含む有毒液が飛び散ります。玄関タイルに黄色いシミが付着して落ちなくなるだけでなく、周囲数メートルに刺激臭が充満し、飼い犬や小さな子どもが吸い込んで粘膜炎症を起こす事故が後を絶ちません。

また、ムカデに対して「丸めた新聞紙で叩く」「素手で雑誌を使って払う」といった行動も極めてハイリスクです。ムカデの反撃スピードは人間の動体視力を凌駕することがあり、叩き損ねた瞬間に腕や首筋へと駆け上がって咬みつかれる事故が頻発しています。さらに、屋内で殺虫スプレーを不用意に噴射した結果、激しく暴れ回ったムカデが家具の裏や布団の中に逃げ込み、就寝中に背中を咬まれるという悲惨な事例も取材現場で多く確認されています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。