子どもの目は身体の成長とともに発達するため、視覚異常を放置すると弱視や斜視につながるリスクがあります。しかし、子ども自身は「見えにくい状態」が生まれつきの日常である場合、自分から見え方の異常を訴えることは稀です。
周囲の大人が日常生活の中で見え方の異常に気づくための観察ポイントは以下の通りです。
- テレビや絵本、タブレット端末を極端に顔に近づけて見る
- 遠くを見る時に目を細めたり、首をかしげて斜めから物を見る仕草をする
- 屋外の光をやたらと眩しがり、片目を強くつぶる
- 集中力が続かず、段差で頻繁につまずいたりボール遊びが極端に苦手である
就学時健診や学校の検査で「要再検査(B判定以下)」が出た場合は、「まだ大丈夫だろう」と過信せず、速やかに小児眼科や視能訓練士の在籍する医療機関を受診させることが視機能の発達を守る鍵となります。