ねんきん定期便といえば「青いハガキ」を連想する人が大半ですが、人生で3回だけ、ハガキではなくA4サイズの大型封書(青色または水色封筒)で届く年があります。それが「35歳・45歳・59歳」を迎えた節目年齢の発送回です。
毎年のハガキが「直近1年間の納付状況」と「これまでの累計年金額」をコンパクトに伝える速報版であるのに対し、節目年齢の封書は「年金加入記録の完全版(総集編)」というべき極めて重い意味を持ちます。封書の中には、社会人になってから現在に至るまでの「すべての月」における加入制度(国民年金・厚生年金・共済組合)、標準報酬月額、納付実績が数ページにわたってびっしりと記載されています。
35歳や45歳で届く封書には「年金記録確認票」が同封されており、過去の転職時に空白期間がないか、旧姓時代の厚生年金が合算されているかを確認する絶好の機会となります。記録に誤りがなければ返送する必要はありませんが、過去の「消えた年金問題」のような未統合データを発見した場合は、同封の確認票に訂正事項を記入して返送しなければなりません。