第3平沢ビルの現在と入居テナントの真相|歌舞伎町の老舗ビル徹底検証

第3平沢ビルの現在と入居テナントの真相|歌舞伎町の老舗ビル徹底検証

第3平沢ビルの現在と入居テナントの真相|歌舞伎町の老舗ビル徹底検証の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

メディアが報じない都市のリアルとして、第3平沢ビルを検討する際に留意すべき「盲点」も公平に提示しておく必要があります。メリットばかりを強調することは誠実なジャーナリズムとは言えません。

第1の盲点は、築年数に伴う専有部・配管の経年劣化です。外観やエントランスは手入れが行き届いているものの、1978年竣工の建物であるため、専有部内の配管設備や電気容量、天井高には昭和期特有の規格が残ります。近年のハイグレードビルのようなOAフロアの深さや大容量通信環境を求める場合、専有部内の内装追加工事が必要となるケースがあります。

第2の盲点は、コーポレートブランディングにおける住所表記のハードルです。「東京都新宿区歌舞伎町」という登記住所は、BtoBビジネスにおいて取引先の属性によって受け止め方が分かれます。クリエイティブ産業、越境EC、飲食・サービス業、スタートアップであれば何ら問題視されない一方、保守的な大手金融機関や官公庁を主要クライアントとする業態では、コンプライアンス審査時に細かな確認が入るリスクを考慮しなければなりません。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。