リスニングにおいて学習者を悩ませるのが、「12(twelve)」と「20(twenty)」の混同だ。特に騒がしい店内や通話環境では、12の英語音声の聞き取りに苦戦するケースが後を絶たない。
両者の決定的な違いは音節数と語尾の処理にある。構造の違いを整理すると以下のようになる。
- 12(twelve):1音節(/twelv/)。語尾が有声摩擦音の「v」で終わり、息と声の振動がフッと収まる。
- 20(twenty):2音節(/ˈtwen.ti/)。語尾に母音「i」がはっきりと存在し、リズムが2拍になる(アメリカ英語の口語では「トゥエニ /ˈtwɛni/」のように「t」が脱落するケースも多い)。
つまり、語末に母音の伸び(イー)があるかどうか、そして単語全体の音の長さが1拍か2拍かを聞き分けることが、12と20の英語発音の違いを瞬時に判断する絶対的な基準となる。