後藤輝樹の選挙ポスターはなぜ合法?全裸に見える謎と歴代の真相

後藤輝樹の選挙ポスターはなぜ合法?全裸に見える謎と歴代の真相

後藤輝樹の選挙ポスターはなぜ合法?全裸に見える謎と歴代の真相についての最新情報をお届けします。

後藤輝樹氏の選挙活動において、最も世間に衝撃を与えたのが2016年の東京都知事選挙で掲示されたポスターです。肌色の露出面積が極端に多く、パッと見では「全裸で日本刀を構えている」ように見える構図が大きな物議を醸しました。多くの市民から警察や選挙管理委員会へ通報が殺到したものの、撤去処分を受けることはありませんでした。この背景には、現行法が抱える明確な基準と法的ハードルが存在します。

まず刑法175条が定める「わいせつ物頒布等の罪」の観点ですが、ポスターを詳細に確認すると、男性器などの局所は刀の鍔(つば)や自身のポーズ、文字情報によって完全に視覚的遮断がなされていました。法的に「陰部が露出していない状態」をミリ単位で計算して制作されているため、刑事罰の対象となるわいせつ物には該当しないと判断されたのです。

さらに重要なのが、選挙ポスターにおける表現の自由と公職選挙法の違反基準です。公選法第143条にはポスターのサイズ(長さ42cm、幅30cm以内)や掲示責任者・印刷者の氏名記載義務といった形式基準は定められているものの、内容そのものを事前に選管がチェックして排除する権限は基本的に与えられていません。日本国憲法第21条が保障する「表現の自由」および「検閲の禁止」を担保するため、選挙管理委員会は形式上の要件を満たしている限り、どれほど奇抜な内容であっても受理せざるを得ないのが実情です。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

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