寝癖は髪の長さや部位によって発生パターンが全く異なります。それぞれの形状特性に応じた正しいアプローチを取らなければ、かえってボリュームバランスを崩すことになります。
1. 前髪の寝癖の直し方:生えグセをリセットする交差ブロー
朝起きてパックリと割れてしまった前髪は、割れ目周辺の地肌を指の腹で濡らし、生え際から左右にシャッフルしながら風を当てるのが鉄則です。右に向かって生えている毛は左へ、左に向かって生えている毛は右へと、「クロスさせるように乾かす」ことで生えグセの結合が中心に戻り、自然に下りる理想のバングが完成します。
2. 後頭部やボブのハネを直すコツ:内側からの温風アプローチ
肩や首元に当たるボブスタイルや、寝相で潰れやすい後頭部のハネは、外側からブラシで撫でても直りません。ハネている毛束を内側から持ち上げ、後頭部やボブのハネを直すコツである「根元を立ち上げるように首筋から上へ向かって温風を吹き込む」動作を行います。根元が直立することで、毛先は自然と内側に収まります。
3. メンズショートの寝癖直しテクニック:ハチ張りを抑えトップを盛る
男性のベリーショート〜ショートヘアに多いのが、サイド(ハチ部分)が横に広がり、トップがペタンと潰れるシルエットの崩壊です。メンズショートの寝癖直しテクニックでは、サイドの根元を上から手のひらで押さえつけながら温風を当て、そのまま冷風に切り替えて10秒キープします。逆にトップは根元を指で立ち上げて風を送り込むことで、メリハリのある黄金比のひし形フォルムが即座に復元します。