日本の物流と移動を支える高速道路ネットワークにおいて、通信環境の整備は急務だ。東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)の3社は、利用者の利便性向上を目指して無料通信環境の拡充を継続してきた。
かつて東日本高速道路株式会社の代表取締役社長を務めた由木文彦氏らの指揮のもと、高速道路インフラ事業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が一気に加速した。施設利用者の増加に対応するため、主要なSA・PAフリーWi-Fiサービスエリアの通信帯域増強やアクセスポイントの分散配置が推し進められている。
パーキングエリアでの滞在時間が短文化する現代において、車内から素早く安定した通信にアクセスできる環境は、単なるサービスではなく防災・災害時の通信インフラとしても極めて重要な役割を果たしている。