ロキの口から発せられる言葉の中で、ひときわ強い憎悪を帯びているのが四皇「赤髪のシャンクス」に対する強烈な対抗心だ。かつてエルバフの地に留まり、巨人族の戦士たちと深い絆を結んだシャンクス。だがロキは、彼の名を口にするたび「腰抜けの海賊」と吐き捨て、激しい敵意を剥き出しにする。
王国の英雄として慕われるシャンクスと、国を追われ鎖に繋がれたロキ。対極の位置に立つ二人の間に、過去どのような確執が存在したのか。海賊としての信念と、血塗られた王家の誇りが激突した過去の出来事。シャンクスがエルバフに与えた影響と、ロキが胸の奥に燻らせる復讐の炎が交錯する時、隠された歴史のピースが埋まることになる。