感受性が強すぎて疲れる?Hspの生きづらさを強みに変える最新処方箋

感受性が強すぎて疲れる?Hspの生きづらさを強みに変える最新処方箋

感受性が強すぎて疲れる?Hspの生きづらさを強みに変える最新処方箋とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

職場で誰かが叱責されている声を聞くだけで、まるで自分が責められているかのように動悸がする。あるいは、美しい音楽や他人の温かい善意に触れただけで胸がいっぱいになり、すぐ泣く・涙もろい理由が分からず戸惑った経験はないでしょうか。

こうした感受性が強すぎる特徴を持つ人は、脳内の「ミラーニューロン(他者の行動や感情を鏡のように自身に反映させる神経細胞)」の働きが通常よりも活発であることが研究で示されています。さらに、外からの刺激に対して感情や情動反応を司る扁桃体が敏感に反応するため、感情の波がダイレクトに身体反応へと伝達されます。

また、相手の感情の機微を瞬時に察知するだけでなく、相手の苦痛や怒りを自分自身のものとして無意識に取り込んでしまうエンパス(共感力が高すぎる気質)の傾向を併せ持つケースも珍しくありません。相手が言葉にする前の微細な表情の変化、声のトーンの揺らぎ、職場の張り詰めた空気感などを五感すべてで無意識にスキャンし続けるため、意識のフィルターが常に全開の状態になっているのです。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。