睡眠の質と量の低下もまた、身体を内側から蝕む決定的な要素だ。ハーバード大学医学大学院の研究チームが実施した包括的な疫学調査によると、一晩の睡眠時間が6時間を下回る生活が数週間続くだけで、体内の炎症性サイトカインレベルが劇的に上昇することが分かっている。睡眠不足は単なる疲労感にとどまらず、自律神経のバランスを乱し、夜間の高血圧を引き起こす原因となる。
このような「睡眠負債」と「座りっぱなし」が重なった時、身体が受けるダメージは二乗で跳ね上がる。日中は動かず、夜は休まらない。この悪循環が細胞レベルでの修復機能を著しく阻害し、若年性心疾患や代謝異常を誘発することが最新の分析によって明らかにされている。