外出先で完全に電池が切れてしまい、スマートエントリーもプッシュスタートも反応しない緊急事態に直面しても、焦る必要はありません。トヨタ車には完全な物理バックアップ機能が備わっています。
【1. ドアを物理的に開ける方法】
スマートキーから取り出したメカニカルキーを、運転席ドアハンドルの横にある鍵穴に差し込み、右または左(車両前方/後方)へ回します。これで集中ドアロックが解除され、車内へアクセスできます。
※注意:スマート機能を使わずにメカニカルキーで開錠した場合、車両盗難警報(オートアラーム)が作動してクラクションが鳴り響く場合がありますが、次の手順でエンジンをかければ即座に警報は停止します。
【2. 電池切れ状態でのハイブリッドシステム始動法】
プリウスはキー内部の「RFIDチップ」による近接無線通信を備えており、キー側の電池残量がゼロであっても電磁誘導によってエンジン(システム)を起動できます。
- シフトポジションが「P」に入っていることを確認し、ブレーキペダルを力強く踏み込みます。
- スマートキーの背面にある「トヨタのエンブレムマーク側」を、パワースイッチ(START/STOPボタン)の中央に直接タッチさせます。
- 車内から「ピッ」と受光確認音が鳴り、パワースイッチのインジケーターランプが緑色に点灯します。
- 緑点灯から約10秒以内に、ブレーキを踏んだままパワースイッチをワンプッシュします。
- メーターパネルに「READY」インジケーターが点灯すれば、ハイブリッドシステムは正常に立ち上がり走行可能になります。