エド・シーラン『Perfect』歌詞和訳と妻チェリーへの秘話徹底解説

エド・シーラン『Perfect』歌詞和訳と妻チェリーへの秘話徹底解説

エド・シーラン『Perfect』歌詞和訳と妻チェリーへの秘話徹底解説を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

『Perfect』の誕生を語る上で欠かせないのが、エド・シーランの妻であるチェリー・シーボーン(Cherry Seaborn)の存在です。二人の出会いは、イギリス・サフォーク州フラムリンガムにあるトーマス・ミルズ・ハイスクール時代にまで遡ります。当時から互いに好意を抱いていたものの、遠距離や学業、音楽活動の本格化によって一度は別々の道を歩むこととなりました。

転機が訪れたのは2015年。ニューヨークで金融コンサルタントとして働いていたチェリーと、共通の友人を介して再会を果たします。名声のプレッシャーに晒されていたエドにとって、世界的スターになる前の「素の自分」を知るチェリーの存在は、何物にも代えがたい精神的支柱となりました。

本楽曲が生まれた象徴的なエピソードとして、エド自身が公式インタビューで明かした「ジェームス・ブラントの別荘での一夜」があります。イビサ島にあるシンガーソングライター、ジェームス・ブラントの自宅で開催されたパーティーの終盤、朝6時頃に二人は芝生の上で靴を脱ぎ、ラッパーのフューチャー(Future)の楽曲『March Madness』を聴きながら暗闇の中で踊り明かしました。この純粋で幸福に満ちた実体験が、そのまま歌詞の「Barefoot on the grass, listening to our favourite song(芝生の上を裸足で、大好きな曲を聴きながら)」というフレーズへと結実しています。

エドは本作の制作にあたり、前作『x(Multiply)』に収録されグラミー賞を受賞した大ヒット曲『Thinking Out Loud』を超える「キャリア最高のラブソングを作る」という明確な覚悟を持って臨みました。ロンドンのアビー・ロード・スタジオで、実兄である作曲家マシュー・シーランが手掛けたストリングスアレンジを録音し、クラシックな重厚感とポップスの親しみやすさを兼ね備えた不朽の名作を完成させたのです。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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