ヘアアイロンを片付ける際、本体にコードをきつく巻き付けて保管しているケースが散見されます。しかし、家電製品の安全基準を管轄する各機関やメーカーの技術資料によると、これは最も危険な誤った保管習慣の一つです。
ヘアアイロンのコード付け根部分は、内部の銅線が繊細に接続されています。本体にきつく巻き付けると過度な屈曲ストレスが加わり、被覆内部で芯線が徐々に破断します。断線しかけた状態で通電を続けると、異常発熱やショートを起こし、火花が飛び散って周囲に引火する火災事故につながる恐れがあります。
安全を保つためのヘアアイロン コード まとめ方として、プロが推奨する手順は以下の通りです。
- 根元にゆとりを持たせる:コードの根本から約5cm〜10cmは曲げずに直線状態をキープする。
- 「8の字巻き」または「大きめの輪」で束ねる:円形にきつく縛るのではなく、緩やかな8の字を作るように折りたたむことで内部応力を逃がす。
- 面ファスナーや専用クリップで留める:結束バンドやシリコン製のコードクリップを用い、コード単体を独立して固定する。
収納ホルダー側にコードフックが備わっている製品(towerなど)を選ぶと、本体とコードを物理的に離して保管できるため、熱によるコード被覆の溶解事故も防げます。