作家・森瑤子の鮮烈な生涯と死因の真相|家族の現在と与論島の記憶

作家・森瑤子の鮮烈な生涯と死因の真相|家族の現在と与論島の記憶

作家・森瑤子の鮮烈な生涯と死因の真相|家族の現在と与論島の記憶にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

森瑤子の本名は伊藤雅代(結婚後はブラッキン雅代)。1940年11月5日、静岡県沼津市に生まれ、東京で育ちました。幼少期から芸術的才能を発揮し、東京藝術大学音楽学部器楽科(ヴァイオリン専攻)へ進学したものの、学生時代に挫折を経験して中退。その後、広告代理店での勤務を経て、24歳のときにイギリス人商社マンのアイヴァン・ブラッキン氏と国際結婚を果たします。

結婚後は3人の娘に恵まれ、一見すると何不自由のない優雅な外国人家庭の専業主婦としての日々を送っていました。しかし、良き妻・良き母としての日常に埋没していくなかで、「自分自身のアイデンティティ」を渇望する激しい葛藤を抱えていたといいます。

その鬱屈としたエネルギーが創作へと昇華されたのは、彼女が38歳のときでした。家族に内緒でノートに書き殴った原稿が、のちに日本のエンターテインメント小説界を揺るがす傑作となるのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。