続編『新テニスの王子様』において、幸村精市はさらなる進化を遂げています。U-17(アンダーセブンティーン)日本代表合宿に参加した幸村は、高校生の実力者たちをも圧倒し、堂々の代表入りを果たしました。
プレW杯のエキシビションでは、徳川カズヤと組んで王者ドイツのボルク・フランクシュタイナー組と対戦。自らにイップスをかけることで五感遮断を逆利用する「蜃気楼(ミラージュ)」を披露するなど、技術の底知れなさを見せつけます。
そしてU-17ワールドカップ準決勝のドイツ戦では、日本を離れドイツ代表となった手塚国光とのドリームマッチが実現しました。かつて病室の窓から見ていた「戦うべき宿敵」との対戦において、幸村は「勝たねばならない」という重圧から解放され、自らも「テニスを楽しむ」境地へと到達。「未来を奪うテニス」から「未来を切り開くテニス」へと覚醒を遂げました。試合には敗れたものの、その戦いぶりは世界中のテニス関係者に強烈な衝撃を与えました。