プロが伝授するイモリ水槽レイアウト!長生きの陸地比率と脱走対策

プロが伝授するイモリ水槽レイアウト!長生きの陸地比率と脱走対策

プロが伝授するイモリ水槽レイアウト!長生きの陸地比率と脱走対策にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

イモリは皮膚から水中の酸素や微量物質を吸収するため、水質の悪化や化学物質に対して非常に敏感だ。エサの食べ残しや排泄物によって水が汚れると、皮膚病や感染症を引き起こしやすくなる。ここで重要になるのが「水槽用フィルター」の選定と運用のテクニックだ。

初心者からプロまで幅広く愛用されているのが、ジェックス株式会社(GEX)などが展開する水槽用フィルターである。特に水深が浅いアクアテラリウム環境では、低水温・低水深でも作動する水中モーター式フィルターや、コーナー設置型の小型フィルターが威力を発揮する。

ただし、一つ大きな注意点がある。イモリは強い水流を極端に嫌うという点だ。本来、穏やかな溜め池や渓流のワンド(静水域)に生息しているため、水流が強すぎると体力を消耗して衰弱してしまう。吐出口を壁面に向けたり、流木や石に当てて水流を分散させたり、ウィローモスの群生に水を通すなどして、水槽内に「水が停滞しつつもろ過が効いている静かなエリア」を作り出す工夫が求められる。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。