コンビ結成の原点は、若き日の二人が出会った東京都内の居酒屋バイトにまで遡る。当時、ピン芸人として活動していた松陰寺太勇が、後輩として入ってきたシュウペイの才能と独特のキャラクターに惚れ込み、熱烈なラブコールを送ったのが始まりだった。
結成初期の彼らは、ヴィジュアル系バンドの要素を取り入れたノリボケ漫才など、模索の連続だった。ライブハウスの客席が数人しか埋まらない夜もザラにあり、解散の二文字が頭をよぎった夜は一度や二度ではない。それでも彼らは歩みを止めなかった。何年もの試行錯誤と挫折の果てにたどり着いたのが、互いの個性を最大限に活かす唯一無二の形だった。