秋野太作さんは、キャリア初期から中盤にかけて本名でもある「津坂匡章(つさか まさあき)」の名義で活動していました。すでに俳優として全国的な知名度を得ていたにもかかわらず、なぜ改名に至ったのでしょうか。
改名の契機となったのは、1977年に放送されていた日本テレビ系の人気バラエティ番組『うわさのチャンネル!!』です。番組内の企画として「津坂匡章の新しい芸名を視聴者や共演者で考えよう」という流れが生まれ、その場のノリと姓名判断などが組み合わさって誕生したのが「秋野太作」でした。
当時、すでに売れっ子俳優だった人物がバラエティ番組の企画をきっかけに本名から芸名へと本格改名することは極めて異例であり、大きな話題を呼びました。秋野さん自身も気分を一新したい時期と重なっていたこともあり、番組発の芸名をそのまま正式な名義として定着させ、今日まで愛される看板となりました。