脱退騒動の中で最も世間にショックを与えたのが、PESが赤裸々に語った「長年にわたる精神的な嫌がらせやハラスメント」の存在でした。
PESはグループ内で多くのヒット曲のサビやメロディラインを手掛け、サウンド面における中核(実質的なソングライター)を担ってきました。『楽園ベイベー』『熱帯夜』『太陽とビキニ』といった代表曲で見せるキャッチーなフックは、彼の卓越した音楽センスによるものが極めて大きかったといえます。
しかし、そうした多大な貢献の一方で、グループ内での立場は決して恵まれたものではなかったとされています。PESは自身のSNSにおいて、以下のような趣旨の葛藤を打ち明けています。
「自分に対してだけ日常的に理不尽な扱いが続いていた」「グループを良くしようと意見を出しても、嘲笑や無視の対象にされた」。音楽的な方向性の違いにとどまらず、プライベートや楽屋での人間関係において、PESが孤立感を深めていた実態が浮き彫りとなりました。制作の重圧を背負いながらもリスペクトを受けられない環境が、彼の精神を限界まで追い詰めていったことは想像に難くありません。