慢性腎臓病の進行を抑える上で、タンパク質以上に厳格な管理が求められるのがリンの含有量です。腎機能が低下すると余剰なリンを尿中に排泄できず、高リン血症から二次性副甲状腺機能亢進症を引き起こし、腎組織の石灰化を早めてしまいます。
K9ナチュラルの各ラインナップにおけるリン値を確認すると、生肉や骨を豊富に使う設計上、どうしても一般的な維持食や療法食よりも高くなります。例えば、比較的低脂肪で消化に優れた「K9ナチュラル チキン・フィースト」のリン値は、乾物換算で約1.5%〜1.8%前後に達します。ラムやビーフなどの他フレーバーも同等またはそれ以上の数値を記録しています。
これに対し、動物病院で処方される犬の腎不全用低リン・低ナトリウムフード(療法食)のリン含有量は、乾物換算で0.2%〜0.5%程度にまで徹底的に抑えられています。数値を比較すれば明らかな通り、K9ナチュラルを主食として与え続けることは、腎臓病の犬にとって多量のリンを摂取し続けることと同義になります。