魅力的なフリーフォントを手に入れても、使いどころを誤るとデザイン全体が雑然とした印象になりかねません。プロの現場で実践されているタイポグラフィのコツを共有します。
たとえば同人誌ロゴにレトロフォントを採用する場合、フォントをそのままベタ打ちするのではなく、文字同士の間隔(カーニング)をあえて詰め気味に設定し、長体をほんの数パーセントかけるだけで、昭和〜平成初期の商業出版物のような「こなれ感」が生まれます。
また、動画サムネイルでは、個性的なレトロフォントに太めの白フチやドロップシャドウを施すことで、背景画像に埋もれない高い視認性を確保できます。主役となる単語だけフォントサイズを極端に大きくし、助詞を小さく配置するメリハリ付けも、レトロ感を際立たせる王道のテクニックです。