ネット上の掲示板やSNS、知恵袋のコミュニティを調査すると、「スプレッド0.2銭と書いてあるのに、注文したら大きくマイナスから始まった」「深夜にエントリーしたら大損した」といった初心者の嘆きが数多く散見されます。
取材班が実際に複数の取引システムで検証した結果、トレーダーがつまずく最大の要因はスプレッドが広がる時間帯への無理解にありました。以下は、プロトレーダーや市場関係者の証言に基づく、スプレッド急拡大の警戒ゾーンです。
- ニューヨーククローズ〜東京オープン直前(日本時間 朝6:00〜7:30頃):市場の流動性が極端に落ちるため、通常0.2銭のドル円が3.0銭〜5.0銭以上に跳ね上がることが日常的に発生します。
- 超重要イベント時(経済指標発表スプレッド拡大):毎月第一金曜日の米雇用統計、FOMC政策金利発表、CPI(消費者物価指数)の発表直後は、カバー先の金融機関がレート提示を絞るため、瞬間的にスプレッドが十数倍に爆発します。
- 突発的な地政学的リスク発生時:週をまたぐ週末の有事報道などにより、月曜日の窓開けスタート時に莫大なスプレッド開きが生じます。
「原則固定」という言葉は「24時間365日どんな相場でも固定」という意味ではありません。例外的に広がるタイミングを避けて取引することこそが、無駄な資金流出を防ぐ絶対の原則です。