スリーブとは?トレカから建築配管まで業界別の役割と失敗しない選び方

スリーブとは?トレカから建築配管まで業界別の役割と失敗しない選び方

スリーブとは?トレカから建築配管まで業界別の役割と失敗しない選び方について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

建設現場における建築配管スリーブとは、鉄筋コンクリート造(RC造)などの建物において、給排水管・空調ダクト・電気配線などを壁や梁(はり)、床に貫通させるために、あらかじめコンクリート打設前に埋め込んでおく筒状の部材(ボイド管やスチール製スリーブ管)を指します。

硬化した後のコンクリートに穴をあけるスリーブ穴あけ工事(コア抜き工事)は、構造躯体内の鉄筋を誤って切断してしまう重大なリスクを伴います。そのため、設計図面に基づいてコンクリート打設前に所定の位置へスリーブを固定しておく「先付け施工」が建築構造の安全確保における大原則です。

また、電気工事業務で日常的に用いられる圧着スリーブ規格(リングスリーブ)は、屋内配線工事において複数の銅線を束ねて恒久的に圧着接続するための部材です。JIS規格に基づき、電線の組み合わせ断面積に応じて「小」「中」「大」などのサイズが厳密に定められており、専用のJIS適合圧着工具を用いて適切な刻印を残す施工が法令で義務付けられています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。