大阪府立大阪わかば高等学校は、府立勝山高校と府立桃谷高校(多部制単位制Ⅰ部・Ⅱ部)が統合・再編される形で、旧勝山高校の敷地(大阪市生野区巽南)に誕生しました。校名にある「わかば」には、生徒一人ひとりが新たな芽を伸ばし、瑞々しく成長してほしいという願いが込められています。
最大の特徴は、学年という枠組みを取り払った多部制単位制のカリキュラムです。生徒は自身の生活スタイルや体調に合わせて所属部を選択します。
- Ⅰ部(午前部):午前を中心に4時間の授業を受け、午後は選択科目や部活動、自習に充てるスタイル。生活習慣を朝型に維持したい生徒に適しています。
- Ⅱ部(午後部):正午前後から登校して午後を中心に授業を受けるスタイル。朝起きるのが苦手な生徒や、夜型の生活から段階的に復帰したい生徒に選ばれています。
原則として4年間の修業年限が基本ですが、自部以外の授業を合わせて履修する「他部履修」制度を活用することで、全日制と同様に3年間での卒業を果たす生徒が全体の多数を占めています。自分のペースを尊重しつつも、進学や就職を見据えた柔軟な学習計画を自ら組み立てられる点が、従来の画一的な高校教育との決定的な違いです。