LINEギフトで支払った代金が手元に戻ってくる唯一のルートは、受取手側のステータスに起因する自動キャンセルです。意図しない相手に送ってしまった場合や、どうしても支払いを回収したい場合に生じる具体的な3つのシナリオを検証します。
シナリオ1:配送ギフトの住所未入力による期限切れ
実物商品が届く配送ギフトの場合、受取人が配送先住所を入力しなければ商品の発送手続きが進みません。LINEギフトの規定では、ギフトを受け取ってから原則として期限内(通常はイベント翌月末または購入から7〜30日程度、商品ごとに設定)に住所入力がない場合、注文は自動的にキャンセルとなります。受取人が意図的に放置した場合、あるいはメッセージに気付かなかった場合、期限を迎えた時点で売買契約は失効し、購入者へ全額返金されます。
シナリオ2:eギフトの受取期限・利用期限切れ
カフェのドリンクチケットやコンビニの買い物券といったeギフトには、それぞれ「有効期限」が設定されています(多くは発行から数ヶ月〜半年程度)。ここで注意が必要なのは、eギフトの種類による返金可否の違いです。バーコードを店頭で提示するタイプのチケットは、相手が受け取らない・使わないまま期限が切れても返金されない商品が大半を占めます。住所入力が必要な配送ギフトとは異なり、eギフトの期限切れは単なる権利失効となり、購入代金は戻りません。
シナリオ3:相手にブロックされている場合の挙動
誤ってLINE上で自分をブロックしている相手にギフトを送信してしまった場合、トークルームへのメッセージ送信は通常通り完了してしまいます。しかし、相手のトーク画面にはメッセージ自体が届きません。この場合、相手がLINEギフトの「マイページ」内にある「もらったギフト」を確認しない限りギフトの存在に気付くことはなく、配送ギフトであれば住所未入力のまま期限切れを迎えて自動キャンセル・返金に至るケースがあります。ブロックされていても購入処理自体が自動で弾かれるわけではない点に注意が必要です。