カブトムシを逃がす場所に公園はNg?生態系を壊す危険な罠と正しい手放し方

カブトムシを逃がす場所に公園はNg?生態系を壊す危険な罠と正しい手放し方

カブトムシを逃がす場所に公園はNg?生態系を壊す危険な罠と正しい手放し方に関する主要な事実を丁寧にまとめました。最新データをチェックしましょう。

カブトムシを野外へ放つことが許容されるのは、極めて限定的な条件を満たした場合のみです。カブトムシを野生に戻す注意点として、以下の絶対条件を厳守してください。

【放流が認められる3つの絶対条件】

  1. 採集者本人が捕まえた個体であること:購入個体、景品、人から貰った個体、自宅で何代も累代飼育した個体は一切放流できません。
  2. 捕まえた「まさにその場所」であること:「同じ市内だから」「隣町の山だから」は不可。採集した雑木林と同一エリアでなければなりません。
  3. 採集から数日以内の健康な個体であること:何週間も飼育して体力が衰えた個体や、フセツ(足の先端)が欠損した個体は野外で自活できません。

上記条件をクリアした上で、カブトムシ逃がす場所おすすめの環境としては、日中に直射日光が遮られ、樹液が出ているクヌギ・コナラの雑木林を選定します。公園の単独で植えられた桜やケヤキの木に放しても、餌場がなく数日で衰弱死してしまいます。

また、カブトムシ逃がす時期と時間帯も生命を左右します。時期は活発に繁殖行動を行う7月上旬〜8月中旬が限度であり、9月以降の冷え込みが始まる時期の放流は命取りとなります。時間帯は、鳥類などの天敵が活動を停止する日没直後の19時〜20時頃が最適です。木の幹の低い位置や樹液の出ているポイントに優しく這わせ、自力でしっかり掴まったことを確認して立ち去りましょう。決して木の上から放り投げたり、見晴らしの良い場所に放置してはいけません。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。