福岡から仙台、そして名古屋へと活動拠点がめまぐるしく変わる過酷なプロ生活において、山下斐紹の最大の精神的支柱となったのが、2017年のソフトバンク在籍最終年に結婚を発表した妻の存在です。相手は一般女性であり、プライベートな詳細は多く公表されていないものの、トレード通告というプロ生活最大の転機を直前で共に迎えたパートナーでした。
突然の仙台移籍、単身赴任の葛藤、そして楽天からの戦力外通告と育成契約への転落。プロ野球選手の妻としてこれほど乱高下の激しい状況に置かれながらも、妻は常に前向きに栄養面・精神面をサポートし続けたと関係者は証言します。中日時代に支配下復帰が決まった際、山下が真っ先に感謝を伝えたのも妻でした。
子供の成長と将来設計を真剣に見据えたからこそ、山下は30歳での現役引退を決断できました。「妻がいなければ、楽天を出た時点で心が折れていたかもしれない」と周囲に漏らしていたように、華やかな球界の裏側にある過酷な流転生活を、夫婦二人三脚で乗り越えてきた歴史があります。